2021/02/11

1761.

 嵐の日、雨音が瞬きの間を満たす日。
カーテンの隙間から明るい時間が
けむりのようにながれてくる。
静寂の呼吸のさなかに触れる、
明るい空気。
朝日の居処を知る光たち。
音楽の隙間にいるような心地して、
脱け殻のなかで瞑目し耳を澄ます。
眠気がまた歩くように
遠く向こうからやってくる。