2021/10/24

1787.


昨日の土曜日で終業した。沖縄でいっしょにお仕事をしていた方に紹介してもらった知床漁村のお仕事。以前に帯広で牧畜のお仕事をしていたころにとてもつらい思いをしたから北海道のお仕事は今回も不安だった。でもその不安はお仕事するうちに早々と消えていった。それどころか少しずつ、本当に少しずつ楽しさを抱いて魚に触れている自分がいた。それは明らかに周りの人たちのおかげだと思う。手ぼっこのぼくをどうかしてよく接してくれたのだから。それよりも、なにがあってもいつも笑い声の絶えない暖かな雰囲気が北海道の端っこで吹く寒風や岸壁にぶつかる波のはげしさと対比されて際立って素敵だった。そういう何気ない人々の交流の時間がこの上なく貴重に感じられて、来てよかったと思えた。

本当に来てよかったと思う、できればまた来年も。そしてこの知床で冬を過ごせたらいいな。お仕事は大変だ。手が腕が、その神経が破裂しそうでおっかない。でも未知のことを体験したり、できないことができるようになったり、できることが少しずつ増えていく楽しさや職場の人たちによくしてもらって。だからこそ無事に過ごせたと思う。だからこそ充実した日々を懸命に駆けていった。

できればもっと永く、そう思うこともある。寂しい、寂しいけれど次のお仕事がある。いろいろなお仕事に携わって、いろいろなことができるようになる、どこでもいつでも生きていけるようになりたい。だからがんばろう、次のお仕事も。来年のめぐる潮合を楽しみに。