2021/08/02

1772.

わたしは戻ってきた。
戻ろうと思う。
戻りたい。
きっと、ことばのために。
ことばはいのちのために。

取り戻すもの、捨て去るもの、あたらしく変えてゆくもの、まるですべてが散らかった部屋のような心が、自分の居場所を知らせる極めて単純なものを見つけたのだ。

わたしの場合、環境の変化は獲得と消失の過程でなく、単なる揺らぎにすぎなかった。それは感情の揺らぎに似て、かならず、落ち着く時点がある。それはわたしにとって、ことばと絵と音楽に満たされた生活、その奥深いところで、思索が忙しなく鼓動する生活だ。