2019/06/14

1728.

朝のポストを開けたら手紙があった。大学へ歩きながら我を忘れてそれを読んだ。たくさん書いてあって、肌身に触れるようなことばで満ちていた。うれしくて、しあわせを感じてたまらなかった。今日やるべきことも明日やるべきことも、ぜんぶ放りおいてみたい気にもなれば、ぽつぽつとようようと强くなる雨脚のなかで、たましい色の花でそまったあの雨空と『もうろうとぼくは』ことばでないことばを交わして、このうえなく静かでさびしいしあわせを感じた。