明けましておめでとうございます。
こうして書こうとはじめるのもきっといろいろなことがはじまろうとしている、その徴表にちがいない。いろいろなこと、クリエイティビティによって発現するすべての活動が、短命のしるしを背負い、わたしの胸の奥で(自転車を漕ぎ続ける人のように濁った息をときどき吐き出しながら)春へ向かって胎動している。
今年の初詣に引いた御神籤は大吉だった。充実した正月を送った。束の間のしあわせ。きっとそれに相応しい嫌なことがおこるんだね、なんて思い至ったまま過ごすのもいまやむかし。わたしは自分の意志で偶然を支配しよう-近代西洋の啓蒙主義者が懐いた観念をそのままに-と欲している。